エンコーダから直接配信

エンコーダから直接配信

ライブ配信の条件

パフォーマンスやネットワーク帯域を考慮するとサーバを介した配信が現実的ですが、限定された少人数への配信であればエンコーダから直接配信することができます。
サーバ(WMS9)を使用しないのでお手軽です。
エンコーダ(WME9)はデフォルトで直接接続の最大数が5になっています。
レジストリを編集することにより最大50まで増やすことができます。
直接接続の最大数を変更する具体的な方法はWME9のヘルプを参照下さい。

直接配信しますので、ブロードキャスト配信の方法は「プレイヤまたはサーバがエンコーダから直接引き出す方法(プル)」になります。
プレーヤはIPアドレスとブロードキャストポートを指定しアクセスします。
WME9にローカルIPアドレスが割り当てられている場合には、ルータのポートフォワーディングの設定が必要になります。
またISPから付与されるグローバルIPアドレスは動的に変更されますので、ダイナミックDNSサービスを利用し、IPアドレスが変わってもURLを変えずにアクセスできるようにします。

次のような条件でのライブ配信方法を設定します。

  • WME9から直接配信
  • WME9はLAN内のPC(ローカルIPアドレス)で動作し、ISPからは動的グローバルIPアドレスを割振られている
  • キャプチャデバイスはTC-300(USBカメラ)