設定3

サーバー(WMS9)をインターネットに公開する

エンコーダ(WME9)をインターネットに公開すると同様の設定を行ないます。
但しWME9とWMS9は使用するポートが異なる為、ルータの設定が違います。WMS9が使用するポートは次の通りです。

  • 入力:TCPポート 80、554、1755
  • 入力:UDPポート 1755、5005
  • 出力:UDPポート 1024~5000

詳しくは、Q. Windows Media サービスに合わせてファイアウォールを構成する方法は? をご参照下さい。

 

HTTP、RTSP、MMSについて
どれもインターネットで使われる通信規約(プロトコル)です。
HTTPはWEBページの配信に使われます。
RTSPはストリーミング用プロトコル、MMSは Windows Media 専用のストリーミング用プロトコルです。

  • HTTP ( HyperText Transfer Protocol )
  • RTSP ( Real Time Streaming Protocol )
  • MMS ( Microsoft Media Server )
WME9による直接配信はプロトコルにHTTPしか使うことができません。
HTTPはマルチビットレートの配信ができない等の機能上の制限がありますが、簡単にストリーミング配信することが出来ます。
WMS9ではHTTP、RTSP、MMSが選べます。
RTSP、MMSはストリーミングに最適化された方法で配信します。
これによりマルチビットレート、安定性、コンテンツの保護等の機能が使えます。
RTSP、MMSでのストリーミングはコンテンツが保護されており、通常は保存が出来ません。